nature event by "save the ocean project" #2
しばらく海のイベントに行っていなかったので久しぶりのうみうみしたトークにわくわくしつつ藤沢へ
エコストアパパラギにて開催される海のトークイベントは第一段が8月にあったのだけど、満席でリベンジ参加第二段からの参加となりました。
エコストアというだけあって、プラスチック用品を使わない生活用品や、量り売りのドライフルーツやナッツ、お茶、洗剤が陳列されており見ているだけでもとても楽しい。
次回行くときは何か容器を持って行こう。
今日のセミナーではオーナーが世界中で見てきた珊瑚の写真を中心に、
元気な珊瑚、白化して死んだ珊瑚、人間が破壊している珊瑚など心ときめくものから悲しーい気分になるものまで様々な海の様子を見る。
写真は観光客が知らずに乗っかってぶっ壊した珊瑚。
心地いいスピードとトーンでオーナーが少し話し、ゲストに質問や感想を聞いたりするスタイルでお話会はすすむ。
「珊瑚の装飾品や水槽に入っている珊瑚は白いので白いものだと思っていました」
という感想を話したゲストが居たことには衝撃を受けました。水中を見たことがない人の当たり前とはこうも違いがあるのだなと。
海の世界を水族館でしか見たことが無い人の目線に合わせて伝える。海を山に例えて高木、中木、低木があるように海の中にも森が広がっているということ。
海の汚染問題はプラスチックだけでなく、太平洋諸島の国にグローバリゼーションがもたらした食生活の変化が環境破壊に繋がっているということも話されていました。
スーパーマーケットに並ぶサッポロ一番のインスタントラーメンは安くて、現地人の好きな味付けで大人気だそうですが、包装紙は自然には還らないことなど、これまで捨てても自然に還っていたものしか使っていない人たちには処分の仕方もわからないため、
ゴミ箱を作って、ゴミ箱に捨てるということから学校で教育が始まっているそうです。
日本はブーム的に何かを取り上げる傾向があり、今もプラスチック問題のことで盛り上がっているが、今後も海の平和を作るためにはプラスチックだけに注目するのではいけないとオーナーの武本さん。
ユーモア溢れるトークは、事実を知るたび暗くなってしまいがちな環境問題の話に光を照らし、今日だけで参加者みんな武本さんのファンになったことは間違いないだろう。
知ることが希望。