Earth ship in Mima

Perma culture Tokushima day4

 

日本国内で初めてEarth ship を作っている倉科さんのところへ。

Earth shipとは、廃材や使い終わった空き缶や空き瓶、古タイヤや土嚢袋などを材料にお家を作るというもの。プラス要素として、オフグリッドな作りになっていてソーラーパネルで電力を補い、雨水を貯水し生活用水にする。エコハウスとはこのことやーん!

身の回りにある材料でできるというのも特徴的だけど、このEarth ship作るのに空き缶14,000個使ったとか。普通にビール毎日飲んだだけじゃあ集まらないわ。

タイヤはうまく無償で手に入ったとか。人脈と工夫は何をするにも必要やね。

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装備に冷房はもちろん、暖房もない。

冷房は山の中に掘った穴にパイプを通し普段は扉で隔てているが、解放すると土で冷やされた風が室内に吹き込むという仕組み。夏でも涼しい風が通るとか!暖房は建物自体が半面ガラス張りになっていて大きな温室状態。数年経つことで建物自体も馴染んでくるため温度も安定してくる。

 

写真上部は空き缶で下部は古タイヤをモルタルで埋めたもの。

建物の基礎になっている。


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ビンを埋め込んだトイレは神秘的な感じがして素敵


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今日のワークショップは一通り興味のある部分を説明してもらった後に

やっとこさスタート。

 

モルタルこねます。

ちょっとセメント混ぜると乾くの早くなるってよ。


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モルタル泥団子を作ってその上に潰した空き缶を載せる

 

 

今回はカンウォールを作るお手伝い。

カンウォールとは、まさしく「缶」+ 「壁(ウォール)」

缶の壁!耐久性がめちゃくちゃあるわけではないけど、モルタルの節約とちょっとフォルムがかわいいのがカンウォールの特徴

 


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2段目、3段目と重ねていきます。

実はこの場所はガラス張りのちょうど真ん前で

カンウォールの内側部分に土を入れインドア畑をつくるそうな。

 

その横にはキッチンがあり、キッチンで使った排水が濾過されて

畑の下を通るような仕組みになっている。

 

なんと無駄のないこと。

畑で採れたての野菜をすぐ隣のキッチンで調理する。

 

す、す、すごい。

採れたて新鮮野菜とはこれ以上にない!


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天井の屋根も半分ガラス張りでロープを緩めることで屋根が開くという仕組み。

夏場に開けると、暖かい空気を建物の外に放出することができるのです。


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Earth shipをつくるプロ集団がいてなんと基礎工事から形になるまで

たったの4週間で完成したそう。

国内、海外問わず50名くらいが集まって一斉に作業を進めるという。

 

 

7月にはゲストハウスとしてopen予定だそうで

ゲストルームはクイーンサイズのベッドがそれぞれ1部屋に1つずつ設置されており

2部屋あるので4名泊まれるとか。

 

寝袋持参したらキャンプもできるね!

 

夢は広がるー!!

 

access

徳島美馬ICから車で20分くらい

ただ、文章で伝えるの難しいから

「徳島 Earth Ship 」でググって。笑