エコプロ2018

東京ビッグサイトで12月6日〜8日に環境に配慮した製品やサービスを提供する国内最大級の展示会「エコプロ2018」に行ってきました。今年のテーマは「SDGs時代の環境と社会、そして未来へ」そうそう流行りのSDGsですよ。流行ってるんだけどみんな知ってんのかな。流行に乗り遅れている人がまだまだ多いんだよねなんて思っていたけど企業は必死にアピールしておりました。

 

最初に立ち寄ったのが三菱ケミカルのブース。あまり日本にいると土に還るプラスチックってまだまだ聞かないんだけど実は6ヶ月でほぼ分解されるプラスチックが既にある!自然界の土中の微生物の力で水と二酸化炭素に自然に分解される生分解性プラスチックで、農業用フィルムや紙コップ、使い捨て食器にすでに使われているのだとか。コーヒーカプセルやストローの制作に応用していくそうで、今日のプラスチックストロー廃止運動を支える企業の一つということですね。楽しみだわ!

 

次に立ち寄ったのがTEIJINの企業ブース。ペットボトルのリサイクルについての展示が多かったのでTEIJINのスタッフに質問してみた。

 

素朴な疑問で、日本ではペットボトルもビンも缶もゴミ箱の捨てる口は違うのにゴミ箱の中は同じ部屋というミラクルで、どうやってペットボトルだけをリサイクルしているのか???簡単にいうと、資源ごとに仕分けをする業者があり、分別、洗浄、ランク分け。ランクの高いペットボトルは質が良く二次活用がしやすい。その分お値段も高い。利用用途は衣類や生活に近いものへ生まれ変わる。砂浜で回収したペットボトルは傷んでいたり、劣化した薬品が付着しているのでキーホルダーの中綿などにしか出来ないんだとか。

 

リサイクル自体は1995年から取り組んでいて、リサイクルPETと石油PETが製造過程で混入しないよう製造機械から分けて取り組んでいるそう。トレサビリティーの取れた信頼できる企業からペットボトルを購入しているそうですよ。

 

「全てはお客様からの信頼を得るため」

 

スタッフの方に熱弁していただきなんだかとてもhappyな気分になりました。

プラゴミに関する取り組みについて社長の自筆の宣言書があったりとさらに印象がアップしました!

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他にもわくわくする製品やサービスを展開する企業がたくさんあったんだけど、そんななか最後に立ち寄ったブース。BiRoは小型EVを発売しているイタリアのメーカーで驚きはEVバッテリーを載せ替えて使用できるところ。EVの普及の壁になっているのが航続距離問題と充電時間問題。予備バッテリーを充電しとけば充電時間を取られずに利用可能!

カラーは99色の展開で見てるだけで嬉しくなりますね!意外と荷物も乗るそうな。

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小学生向けの展示にどの企業も力を入れていて、来場者には学生が多かったのも嬉しいこと。新しい技術を駆使して地球に優しい街づくりに繋がってくと人も自然もhappyになれるのにな!是非地球に優しい企業を支援したいものです。

 

▪️エコプロ2018

http://eco-pro.com/2018/

 

▪️三菱ケミカル

https://www.m-chemical.co.jp/news/2018/1205122_7465.html

 

▪️TEIJIN

https://www2.teijin-frontier.com/csr/environmental.html

 

▪️BiRo

https://www.birojapan.com/