日本のイルカ漁を知る

イベント▶︎元イルカ漁師石井泉さんが語る「日本のイルカ漁を知ろう」

スピーカー▶︎石井泉さん

石井さんは先祖代々続く漁師の家系で6代目。お祖父さんの時代からイルカ漁を始めたのでイルカ漁師は3代目。石井さんが小学校に通っていた頃のの街には精肉店は無く海から得る魚をタンパク源としていたそう。イルカももちろん海に居るから大きな魚だったんだって。大きな魚。イルカが湾に入ってくるシーズンは大人子供関係なくイルカを捕るのに力を合わせたそう。

湾に運悪く迷いこんだイルカたちはさらに湾の中へ追い込まれてしまうのだけど必ず子供イルカの逃げる速度で一緒に逃げるためグループごと捕まってしまうんだそう。

捕まえられるときも人間に噛みついたり襲ったりはしない。

そんな彼らを見ているとどうしても心が痛んだと石井さん。

イルカの脳は人間と同じか、より大きいと言われていて、無抵抗の抵抗をする事で人間にこれ以上捕らないでと訴えかけているように感じたと。そして家族の絆の強さ、愛情の深さは海より深い。

去年の春に一緒にイルカと始めて泳いだのだけど好奇心旺盛で人間を見つけると様子を見に来る。何度もあったことがある人なら自分の子供も見せに来る。

人間の話す言葉は通じないけど感じとる力で信頼出来る人かどうか見極められるんだろうなぁ

イルカを「食べる」から
「観る」資源に変えた
お話しを聞いてきました

「何かやると決めたなら
人生をかけて取り組むべき」
ハートに響く格言いただきました。

人生23年をかけて富戸のイルカ漁を廃止まで持ち込み、今はイルカウォッチングを通してイルカ漁廃止までの歴史や街の歴史を語り継ぐことに尽力されているそうです。
国内外何処へでもイルカの話をしに行きますよ！ととても気さくで、111歳まで元気に活動されたいと目標掲げられていました！

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