ダライ・ラマ法王来日講演

お昼寝したくなるような秋空のもと日比谷公園大音楽堂ダライ・ラマ法王の来日講演に参加してきました。席数500席程度と規模は中規模でしたが、国籍も信教も異なる人が其々に参加していて身につけている衣類や話す言語からその違いを感じました。

 

ダライ・ラマ法王のお話になる内容でなるほどーー!と思ったことをまとめます。

 

▶︎スピーカー ダライ・ラマ法王14世

ダライ・ラマ法王14世トークセッション「ONE - we are one family -」

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まず、人間は”知性”を持つ生物であり、その知性は欲望や破壊に使うのではなく喜びを得るためや周りを幸せにするために使うべきであると。また、70億の人々は1つのfamilyであり、宗教や生まれた場所で隔たりを作る必要はない。

 

特に素敵だなぁと思ったのが、

病院に行けばその人に合った薬が処方されるように、その人に合う宗教を信教すればいいし、どの宗教が全てということではないのだと。宗教なんてのはあくまで幸せになるための"手段"でしかないのだそう。

ダライ・ラマ法王の話の中には「科学者の研究では」という枕詞が多くて、科学の発達したこの世の中に宗教ってどうなのと思っていた自分が居たりで新鮮に思ったキーワードでした。でも、話を聞いていると哲学的な要素が強く、ピラミッドで考えると「マインド」や「人間性」という土台の上に「スキル」が来るので知識だけ知ってても人間の中身が空っぽじゃ意味無いなぁーと。

 

 

教育のことにも触れていて、物質的に満たされることばかりに着目されていることはとても危険なこと。心身的に満たされるということがとても重要で誰かに優しくすることや、身内ではない人を思いやるということを教育で教えていくべきであると述べられていました。

 

ファシリテーターの方が進行するんだけど、質問内容はほぼスルーで今日伝えたいことを伝えに来たよ!という感じが強くてとても素敵なお話をたくさん聞かせてもらいました。

 

 

 

なんか

マイナスイオン浴びた気がする。

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http://www.tibethouse.jp/event/2018/181117event.html