市民のための環境公開講座2018 PART3−1

ブログはじめました。最近、環境系のセミナーに参加させてもらう機会が増えて来たことと、インプットとアウトプットの黄金比率は3:7であり、発信しなきゃ!と思い。聞いただけじゃ忘れちゃうしな。ただ一番の理由は大阪で活動する親愛なるErieさんからの背中を押す声があったから。そんな中で今日は損害保険ジャパン日本興亜社主催のセミナーに参加。「市民のための環境公開講座」は7月から特別講座を含めて計11回開催しているセミナーで、主に社会問題・環境問題をテーマにした講演を毎回異なる講師を招いて開催している。実は年間パスポート(2回以上参加するならお得なチケット)をゲットしたのに1度しか参加していなかったので最終章に突入したこともあり夏ぶりに会社終わりにダッシュ

 

本日のスピーカー

▶︎都立武蔵高校 山藤旅聞先生

SDGsについて「知る」ことで、新しい暮らしをデザインする 〜学校 × SDGsから地域 × SDGsへ〜

 

SDGs」と「時流」と「生物教科」をうまく絡めながらSDGsの17個のゴールについての授業は大人の私たちが聞いてもわくわくする内容で高校生の時にこんな先生に出会っていたらと素直に感じました。その中で心に残った言葉をメモしておくとしましょう。

◆ 人は「知る」と「行動変容」する

◆ 時代は15年あれば変えられる

 

写真を見てその背景を想像するということが幾つかスライドの中で登場。画面に映った柵の中の象の写真。人が伸ばした手に人懐こく鼻を伸ばすまだ子供の象は、パームオイルを育てるために熱帯雨林を伐採され、住処を奪われた象だった。熱帯雨林が小さくなると彼らの生活圏と人間の生活圏と衝突する機会が増え、危害が加わるとなると象達は殺害されてしまう。ヒ素の含まれたバナナを象達に与えたがまだ母象の母乳を飲んでいた子象はバナナが食べれず生き残ってしまったのだ。銃殺されることもあるようだが、このときはどうも殺すことができず、死んだ母象とも無理に引き放せなかったため、諦めるまで2日間レンジャー隊は待ち、保護したのだと。やはり知った上で見る写真は全く違って見えたし、パームオイルというものがボルネオ島熱帯雨林を伐採し、低コストな加工食品や生活用品に活用されているという事実を見ようとしなければ、これからもボルネオ島の象やオランウータンを追いやる生活に投資していたことだろう。

また別の写真は同じアメリカのある「通り」を走る車を写した写真。一つの写真はすべて馬車。もう一つはというとエンジンで走る車が道を埋め尽くしている。これは13年前の時代と比較したものであり、13年の歳月の中で運搬することの原動力は馬からエンジンに変貌を遂げたのだ。たったの13年のうちに。

 

SDGsは2015年に国連が「誰も取り残さない」を掲げて作成した2030年の目標です。そのためにSNSを駆使し1000万人に対して調査したそうです。「知る」ことは思考を変える。自分の周りに伝染させて地球に優しいhappyな人増やしたいな。

 

 

以下リンク先

Think the Earth | SDGs for School | 書籍について

SDGsについて「知る」ことで、新しい暮らしをデザインする | 市民のための環境公開講座2018